学院長 梅木桂子
日本文理学院高等部 学院長
特定非営利活動法人特別支援教育研究所 Wish 理事長
通信制高校サポート校 東京ネットワーク副会長
三田教育会会員
どんなに時代が変わろうが、親が子に対する愛情は普遍です。
あなたが、生まれた。それは、両親にとって、かわいいわが子が誕生したことを意味します。 この世に生まれたからには、誰もが、意味と役割を持っています。静と動。明と暗。たとえば月と太陽。 相反することに意味があり、それぞれを確認するために必要な存在です。あなたを必要な人がいます。
そして、すべての出来事には意味があります。今の自分に必要な方法。それは偶然ではなく、必然の上にあります。 その経験があるから今の自分がいるのです。全部ひっくるめて自分なのです。たくさん傷つき、悩み、遠回りした分、人はやさしく、強くなれるのです。その経験の上に得たやさしさや、思いやり、気遣いは、血となり、肉となり、かけがえのない養分となっています。それらを理解して受け止めてくれる人と、場所があればいい。そんな居場所がこの学校です。そこにはやさしい時間と空気が流れています。そこで自分の意味と役割を見つけてほしいと思います。そのきっかけの場でありたいと願っています。
「魂のこもった青春は、そうたやすく滅びはしない」(カロッサ)